2008/04/14

ロカポの特許を米国、欧州にも出願しました

位置情報『ロカポ』の特許を米国特許庁と欧州特許庁に出願していた手続きが終わりました。
ロカポの特許は日本国内では特許取得済み(特許第3885157号)のものです。

手続き的にはPCT(特許協力条約)という手続きに従って、PCT出願というのをやっておいたもの(これだけでは出願の権利を確保しただけで、各国に出願したことにはならない)を、希望する国ごとに出願する必要があり、審査は国ごとにおこなわれます。日本で特許を取得したものは米国では通りやすいそうですが、ヨーロッパではどうなるか分かりません。
PCT出願後は韓国やインドの特許事務所からダイレクトメールなども来ていたのですが、なにせ一国につき100万円オーダーのコストがかかるので、とりあえずのビジネス展開を考えていない(=できない)国にまで費用が回らず、泣く泣く米国とヨーロッパ(EU)にのみ出願です。
ちなみにEUは欧州特許庁という中央機関に審査(1回で済む)してもらって、通ってからEU加盟各国の特許庁に登録する方法と、最初から各国の特許庁にダイレクトに出願して国ごとに審査してもらう方法の二つがあります。なんだかミニPCTですね。2~3カ国以上出す場合は欧州特許庁を経由したほうが結果的にコストが低いそうです。

日本の特許は自分でやりましたが、さすがに海外は専門家に依頼しました。手続きが全くわからないし、米国では専門家でないと手続きできない、というような話もどこかで聞いたことがある。
今回、ドリームゲートという起業支援団体で知的財産のアドバイザーをされている窪寺先生という米国在住の弁理士さんに依頼しました。窪寺先生には、何度もドリームゲート経由でアドバイスいただいていたので、安心して任せることができました。一番肝心な請求項のところは、ほとんど先生に作り直してもらっています!本当に親身になってやって頂きました!
でも時間が無かったので、明細書などの書類の翻訳は自分でやりました。自分で書いた日本語を翻訳するので簡単だろうと思っていましたが、これが結構きつい!

国内特許との一番の違いは、、、やはりコスト。特に欧州は高い!資金繰りが、、、、、!

でもこれを機会に、海外のマーケットに積極的に出て行きたいと考えています。
なにより、日本国内でこれだけ地図や位置情報の周りに楽しい人達が集まっているのだから、その輪を海外に広げるともっと面白い人達と出会えるのでは、とそっちの方がわくわくします。

海外の地図や位置情報関係の面白い人がいたらご紹介頂けると嬉しいです。